Resolution

3年半の博士後期課程を修了して学位(理学)を授与された。博士論文をまとめ上げる作業の間に自分が生き返った感じがしてうれしかった。学位論文のテーマはNovel Methodologies of Modeling and Analyzing Conflict Resolution with Coarse Information というもので、紛争解決の数理モデルに「粗い」情報での分析、という考え方を導入したもの。第1次分析や、交渉が煮詰まった収束場面を想定している。考えを進める中で、conflict resolutionresolutionと情報の解像度、という時のresolutionは、つまるところ同じだという気づきがあった。

見えればほぐす方法を考えることができる。

ただし、ほぐした結果、より多くの人を幸せにするかどうかという問題はまた別なのである。