人は何かについて考えるときに、世界のすべてを知りえないので、一旦自分以外の世界をフリーズし、さらにフリーズされたすべてを理解することも分析することもできないので、自分の手に負える粗さまで縮約するだろう。そんな行いについて、この美しい世界を勝手にフリーズしたり、ましてやreductionまでしてしまうということについていつもいつも心から申し訳なくていたたまれない気持ちになる。
夕陽がどんな表情で燃え盛り雲のブルーやグレーと溶けて沈んでゆくのかについてのすべてを余すところなく絵画にしたり、詩にしたり音楽にできる才能があったらどんなに素敵だろう。
今年はそんな心の痛みを抱えつつ論文を3つまとめた。うまく世界に届きますように。2025年の大晦日に。
