合意形成学とブランディング

数理モデルで社会を読み解く研究をしていてもどかしい場合があって、ブランドはその一つ。主体の効用を超えて共有できる、共有すべきnarrativesの存在とも言おうか。街や企業のブランド価値は高いほうが良いに決まっていてそれは古今東西どこでも共通のコードであるのになかなか難しい。マーケティングはマーケティングで、会計は会計で閉じていて意思決定や合意形成のモデルに乗せにくい。オリンピックを控えた東京のブランディングと合意形成状況はどうなっているんだろうか。考えてみたい。